天王寺動物園のサファリゾーンに大きな鳥がいる。
アフリカハゲコウという名の地味で目立たない鳥だ。
いつもサファリゾーンの片隅の定位置にいて、大人しく
羽繕いしたり餌をつついたりしている。
月刊誌「大阪人」の11月号の特集が天王寺動物園だったのだが
その中でこのアフリカハゲコウが夕方、他の動物が厩舎に
入るとサファリゾーンを飛び回るという記事があった。
自由に大きな翼で羽ばたき、走り、飛び回る彼らは
間違いなく夕暮れ時のサファリゾーンの支配者だった。
撮影者:1000
撮影日:2005/10/02
撮影機種:EOS-KissデジタルN